膝が痛い、正座が出来ない(56歳、男性、自営業)
~歩くと膝が痛い、正座が出来ない~
いつから症状がではじめたか
原因は不明だが3年前から。
どのような症状か
3年前から、だんだんと正座が出来なくなる。
歩いていても時々左の膝が痛くなる。
施術の内容と結果
急に正座が出来なくなったわけではなく、3年前位から、正座をしようとすると、膝の裏が突っ張る感じがしてやらなくなったそうです。
検査をしたところ、左の膝は45度程度しか曲がりません。
それ以上曲げようとすると、突っ張って痛いようです。
身体の歪み自体はそれほどではありませんでしたが、背中、腰の筋肉がかなり緊張していました。
3年間も正座の動作をしていないことから、左ひざ周辺の筋肉がガチガチの状態です。
初回で歩行の痛みはなくなり、右膝は大腿の裏に付くまで曲げることが出来ました。
正座はまだ体重を乗せると痛むとのことでした。
その後8回の施術で、数分なら正座が出来るまで回復しました。
後は時間が経てばだんだんと長く座れるようになると判断、終了としました。
○○さんは「こんなに簡単に治るなんてまだ信じられない!」とまだ疑っている様子。
良かったですね。
コメント
この方の場合、私も驚くほど、早く膝が曲がるようになりました。
3年も正座をしていない状態から、8回で回復したことは驚くばかりでした。
この方の場合も、お風呂に入った際、正座の練習をするようにお願いしました。
1日2回ほどお風呂に入り、正座の練習をしたそうです。
風呂の中で一度曲がるようになれば、あとは陸上においてもだんだんと膝を曲げることができるようになります。
ただし、正座ができるようになったといっても、長く座れるようになるためには、普段から正座の習慣を忘れない必要があります。
ここから、毎日正座をすれば、完全に正座が出来ます。
しかし、ただ座れると確認しただけでは、また筋肉が萎縮してしまい、正座が出来にくい状態になります。
要は、身体を怠けさせないように、毎日少しずつ行うことが必要です。